腎不全チーム医療協議会(Kicos)

学術大会・イベント

Kicos学術大会:今期

Last Update:2025年11月30日

第9回Kicos学術大会 2026年8月30日(日)

テーマ:治療から″暮らし″へつなぐCKDケアのかたち                   ~患者の生き方に寄り添う治療と生活をつなぐ多職種協働の実践知~

今年で9回目となるKicos学術大会で当番会長を務めます、伊藤です。
今年のテーマは「治療から″暮らし″へつなぐCKDケアのかたち ~患者の生き方に寄り添う治療と生活をつなぐ多職種協働の実践知~」です。

日本は、本格的な高齢化のさらなる進行により、医療・介護の提供体制は、急性期治療中心から、生活支援や慢性期ケア中心へと構造的な変換が求められています。これまでの「治療中心」のアプローチから、「患者の“暮らし”や“生き方”に寄り添う」ケアへの転換は喫緊の課題と言えます。

慢性腎疾患(CKD)を抱える人々にとって、治療の継続だけでなく、日々の暮らしを自分らしく営むことが重要とされ、医療者は、疾患の進行や治療選択に向き合うだけでなく、患者の生活目標や価値観に寄り添いながら支援することが求められています。多職種がそれぞれの専門性を活かし、協働し、患者の“暮らし”に寄り添う支援を実践することで、医療と生活の接点が生まれ、より豊かな人生の実現につながると考えています。私たち専門職がそれぞれの垣根を越えて協働し、切れ目のないサポートを提供することが、患者のQOL(生活の質)向上に繋がる最も重要なアプローチといえます。

皆さまのご施設で各専門職の方々が実践していること、多職種と連携していることなど、工夫している点や困難と考えている事、この学会で共有してみませんか。そして、ご参加くださった皆さまが各施設に持ち帰り、患者支援の一助になれば幸いです。本学会を通じて、皆さまの活発な意見交換と新たな交流の機会が生まれることを切に願っております。

■第9回Kicos学術大会
テーマ:治療から″暮らし″へつなぐCKDケアのかたち
    ~患者の生き方に寄り添う治療と生活をつなぐ多職種協働の実践知~

日 時:2026年8月30日(日) 13:00~16:10

当番会長:伊藤智恵子(JCHO仙台病院)
場 所:web
参加費:2,000円

一般演題:腎臓内科医師、看護師、栄養士、理学療法士、社会福祉士、レシピエント移植コーディネーターからの発表

投票機能を使って参加者の皆さんの想いや認識、ご意見を共有しながら、自由なディスカッションもしていきましょう。

■一般演題登録

演題締め切り 2026年4月30日(木)

腎臓内科医師、看護師、栄養士、理学療法士、社会福祉士、レシピエント移植コーディネーターなど広く募集します。

一般演題お申し込みのQRコードは下記からお願いします。

■参加登録

参加登録 準備中

 

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