腎不全チーム医療協議会(Kicos)

CKDを知ろう

日本腎臓学会

Last Update:2019年11月13日

令和1年6月21日(金)~23日(日)/名古屋国際会議場

http://jsn62.umin.jp

「腎臓病療養指導士資格更新のための初セッション」の報告

野口 文乃

今回は初の資格更新のための単位取得ができる大会でした。

*学術総会出席10単位

*腎臓病療養指導士に関する企画・研修への参加5単位(合計15単位を取得)

学会主導企画6 「腎臓病療法指導士への期待」

企画1 腎臓病療法士制度について(吉祥寺あさひ病院腎臓内科 安田隆先生)

企画2 腎臓病療法指導士に期待すること(杏林大学腎臓・リウマチ膠原病内科 要 伸也先生)

企画3 腎臓病療養指導士への期待〜看護師の立場から〜(名古屋大学医学部付属病院 高井 奈美先生)

企画4 腎臓病療養指導士への期待〜管理栄養士の立場から〜(地域医療機能推進機構仙台病院 守屋 淑子)

企画5 腎臓病療養指導士としての薬剤師の取り組みと今後の課題((株)まつもと薬局 大野 伴和先生)

以上、「制度説明」「私たちに期待されていること」また各専門職種から「現場での活動報告」のご講演でした。私も1期生として2018年に資格を取得いたしましたが、腎臓病療法指導士として活動開始するにあたって、どのようにアピールし、現場で資格を生かした活動ができるか模索しておりました。そこで今年度5月から思い切って腎臓専門内科外来での活動を開始しました。私は腎臓のレシピエント移植コーディネーターというスキルを生かして、腎代替療法(RRT)の情報提供や多職種チーム連携など、CKDの保存期患者さんからレシピエント、生体ドナーまで幅広く、患者支援と多職種協働を外来で実践しています。まだ模索中ではありますが、このような企画の機会に、皆様の活動内容や経験をお聞きすることで「やる気」をいただき今後も活動を継続していきたいと感じました。高井さんのご発表はとても看護師として参考になりました。第1期生、2期生の皆様、また今年認定試験をお受けになられる皆様、また何か一緒に活動できるといいですね。今後とも腎臓病療法指導士としての私も、どうぞよろしくお願いいたします。しかし、認定取得・更新のために参加しなくてはならない学会が増えることは時間もお金も「現実は厳しいな」と感じました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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