腎不全チーム医療協議会(Kicos)

CKDを知ろう

日本腎臓リハビリテーション学会

Last Update:2019年4月26日

平成31年3月9日(土)~10日(日) 大分ビーコンプラザ

第9回日本腎臓リハビリテーション学会

第9回日本腎臓リハビリテーション学会の報告

河野 恵

今回で腎臓リハビリテーション学会に参加するのは3年目です。昔はCKD患者は動くとCr値が上がるから安静にしなさい、と言われていましたが、最近では適度な運動が人血流を増し腎機能低下の進行を防ぐ、と言われ始め、一体どの程度の運動ならいいのかがきになり参加し始めました。ようやく2018夏に腎臓リハビリテーションガイドも発刊され、30分程度の有酸素運動の推奨、運動機能を評価する物差し、などある程度の指標が出てきました。前回から透析中の運動療法としてエルゴメーターを使用してのデータ的な発表が多いように感じました。CKD患者はフレイル・サルコペニアにいたる率は正常人と比して高く、回復もなかなか困難です。透析暦の長い腎移植患者の移植後1年以内の骨折率も高く、フレイル予防が重要で、保存期初期、発症当初からの筋力低下予防が肝心と考えます。次回は保存期の運動療法に期待します。また、看護としてはどう関わるか、というシンポジウムに参加しました。質問もしましたが、何のためにリハビリをするのかという動機付けや、患者の病状や背景・環境などから専門的な知見からアセスメントし、目標設定を患者と共に考えることではないかと思いました。多職種と役割分担をしながら全体をマネジメントする看護師にしかできないことを見出していくことが重要ではないでしょうか。

今回はおんせん県大分での学会でしたので、前入りして地獄めぐりに行きました!2回目なので知ったかぶりをして後輩を案内しました。後輩は硫黄の匂いが嫌らしく「くさっ!」の連発でした・・あのコマーシャルで有名なお風呂と海が一体化して見える杉乃井ホテルの展望風呂は最高でしたよ。夜は大分のあの田崎先生(分かる人にはわかる)と会食。関アジを食べました!!

帰路に着くまでとり天も堪能しました。  

 

空港では横澤夏子に遭遇。記念写真を1枚

「パシャ」!

 

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